今回のソリューションでは、Avaya Communication Manager独自の機能である「Extension to Cellular」により、PHS番号を内線番号と対にしてデータベースで管理することで、「完全なワンナンバー」を実現するとのこと。通常のPBXでは、PHSからオフィス内の固定電話に電話すると、発信者番号としてPHSの番号が表示されるが、アバイアのIP-PBXでは内線番号および内線者名が表示される。また、PHSから特番をダイヤルすることで、コールピックアップや、不在時の転送、PHSへの着信停止設定など、通常は固定電話機上でのみ使用可能なPBX機能を使用することもできる。
W-VPNに対応するPHSは「WX220J-Z」「WX321J-Z」の2機種。
なお、日本アバイアは、ウィルコムの協力のもと、同ソリューションを「Interop Tokyo 2008」(6月11日〜13日@幕張メッセ)のブースで展示の予定。
《冨岡晶》