キヤノンは14日、顔料インク対応インクジェット複合機「PIXUS MX7600」と小型・軽量のフォトプリンタ「PIXUS iP100」を発表。5月下旬に発売する。価格はオープンで予想実売価格は63,000円、28,000円前後 両モデルとも、撮影された写真画像に対して、顔検出とシーン解析を行い、その結果に応じて自動的に適切な補正を行う「自動写真補正」機能や、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge」に対応したカメラダイレクトなどの機能を搭載する。 PIXUS MX7600は、普通紙にテキストと写真をキレイにプリントする新開発の「PgR」技術を採用し、ビジネスシーンにも適したカラーインクジェット複合機。耐候性や耐水性に優れた顔料インクや、普通紙の表面全体に塗布することで高品位プリントを可能にするクリアインクを装備する。 A4原稿を最大35枚まで積載可能な自動両面原稿送り装置、高速ファクス、有線LAN接続などの機能を搭載。 PIXUS iP100は、iP90vの後継モデルのA4対応のコンパクトなフォトプリンタ。フォトブラックインクを追加した5色インクシステム(染料4色・顔料ブラック)を採用し、最高解像度9,600×2,400dpiと最小インク滴1ピコリットルを実現する。 赤外線通信やBluetoothによるワイヤレスプリント機能の搭載や、バッテリー駆動に対応。