松下電器産業は24日、同社製ノートPC「Let'snote」のweb限定モデルとして、12.1型モバイルノート「W7」シリーズのワイヤレスWANモデル「CF-W7DXYAJP」を発表。また、10.4型の軽量ノート「R7」シリーズのフラッシュメモリードライブ搭載モデル「CF-R7DWWAJP」などを含む計5製品を「プレミアムエディション」に追加した。いずれも同社直販サイト「マイレッツ倶楽部」にて5月17日より順次販売する。 W7シリーズは、12.1型の液晶ディスプレイを搭載するほか、IEEE802.11a/b/gおよびWi-Fi準拠の無線LAN、Bluetooth、DVDスーパーマルチドライブなどを標準装備するモバイルノートPC。今回発表されたCF-W7DXYAJPは、NTTドコモのFOMAエリアを利用する通信モジュールを内蔵したワイヤレスWANモデル。NTTドコモの定額データプラン接続ソフト「ドコモ コネクションマネージャ」を同梱しており、天板上部に設けたFOMAカードスロットにFOMAカードを挿入することで、受信最大3.6Mbps/送信最大384kbpsのパケット通信を利用できる。基本構成の主な仕様、価格、発売日は以下のとおり。●CF-W7DXYAJP・OS:Windows Vista Business SP1・CPU:Core 2 Duo超低電圧版U7700(1.33GHz)・チップセット:GM965 Express ・メモリ:1GB(最大2GB)・HDD:250GB・ワイヤレスWAN:HIGH-SPEED対応・Bluetooth:Ver2.0+EDR/Class 1・バッテリ駆動時間:約9.5時間・本体カラー:標準色(シルバーフェザー)・本体サイズ:幅272×高さ36×奥行き214.3mm・重さ(バッテリ含む):1.375kg・基本構成価格:283,950円・発売日:5月29日 R7シリーズは、10.4型の液晶ディスプレイを搭載する軽量・コンパクトなノートPC。CF-R7DWWAJPは、HDDの代わりに容量32GBのフラッシュメモリードライブ(SSD)を記憶装置として採用するモデル。ディスクを使用しないため、データの読み書きを高速で行えるほか、本体の軽量化および省電力化を実現。HDD(120GB)内蔵モデルと比べて約1時間長い、約8時間駆動を可能としている。なお、今回プレミアムエディションに追加されたことにより、BTOオプションで天板カラーをジェットブラック/スパークリングブラック/ミッドナイトブルーの3色から選択可能とした。基本構成の主な仕様、価格、発売日は以下のとおり。●CF-R7DWWAJP・OS:Windows Vista Business SP1・CPU:Core 2 Duo超低電圧版U7700(1.33GHz)・チップセット:GM965 Express ・メモリ:1GB(最大2GB)・フラッシュメモリードライブ:32GB・無線LAN:IEEE802.11a/b/g、Wi-Fi準拠・バッテリ駆動時間:約8時間・本体サイズ:幅229×高さ29.4×奥行き187mm・重さ(バッテリ含む):0.91kg・基本構成価格:294,800円・発売日:5月17日このほか、プレミアムエディションにW7シリーズ2製品、R7シリーズ2製品の計4製品を追加している。