フリースケール・セミコンダクタは10日に、32ビットPower Architectureマイクロコントローラが出荷数1億個を達成したことを発表した。Power Architectureマイクロコントローラは、クラッチ、トランスミッション、デファレンシャルギアなどの、いわゆる「パワートレイン」の電子制御を行う車載用製品。 フリースケールは、1999年にPower Architectureによる業界初の車載用マイクロコントローラである「MPC500」ファミリを開発し発表。2004年にフリースケール最初の車載アプリケーションに合わせて最適化された論理合成可能なシステム・オン・チップ(SoC)デバイスである「MPC5500」マイクロコントローラ・ファミリを発売。現在までに大手OEMメーカおよび世界の主要な自動車メーカーに、500万個以上の「MPC5500」マイクロコントローラを出荷している。たとえばゼネラル・モーターズは、ハイブリッド・システムを含むGMのパワートレイン・エンジン制御システムへのPower Architectureマイクロコントローラの導入を世界規模で行っている。 フリースケールEMEA(Europe, Middle East & Africa)およびグローバル・オートモーティブ・マーケティング責任者であるデニス・グリオットは、「フリースケールにとって自動車技術は非常に重要な分野であり、研究開発へ注力し常に拡充を行っています。実際に、車載用マイクロエレクトロニクスは半導体市場全体の1%0%にも足りませんが、フリースケールの製品ポートフォリオの30%は現在の自動車アプリケーションを支える原動力となっています。」とのコメントを寄せている。