OKIは22日、みずほ銀行に「Edyチャージソリューション」の提供を開始したことを発表した。みずほ銀行は25日より「みずほダイレクト」のモバイルバンキング利用者向けに「Edyチャージサービス」を開始する。 「Edyチャージソリューション」は、おサイフケータイ利用者等に対し、銀行口座から電子マネーEdyをオンラインチャージ可能とする運用サービス等のソリューション。既存のモバイルバンキングのシステム変更を最小限に抑えつつ、短期間・低コストで簡単におサイフケータイへのEdyチャージが実現できる金融機関向けASPサービスだ。ビットワレットが運営する「Edyサーバ」と金融機関のモバイルバンキングシステム間の通信を中継し、これらのインタフェースの違いを吸収することで、既存のモバイルバンキングシステムへの影響を最小限に抑えることができる。 みずほ銀行では、2007年4月よりNTTドコモが提供する「iアプリバンキング」に対応したモバイルバンキングの提供を開始してきたが、「iアプリバンキング」においてもOKIがフロントシステムを提供していた。今回より一層の顧客利便性向上のため「Edyチャージサービス」の提供を開始するにあたり、システム開発負担を最小限に止められること、また短期間でサービスを開始できることを評価し、OKIのソリューションを採用したとのこと。 今後、OKIでは、今回の実績をベースに、他金融機関やモバイルバンキング共同センターに向け本ソリューションを積極的に販売していくとしている。