Yahoo! JAPANは20日に、オンラインメールサービス「Yahoo!メール」の次世代版をベータ公開した。本日より約20万人のテスト利用者をウェブ上で募り、使い勝手などのクローズドベータ調査を行う予定。そのうえで今秋にオープンベータ版として全員に公開される予定とのこと。 新しい「Yahoo!メール」(ベータ版)では、マウスのドラッグ&ドロップによる操作が可能になったほか、プレビュー表示、タブの切り替え、ショートカットキーなど、ウェブメールでありながらメールソフトのような直感的なユーザーインターフェイスが採用された。そのほかにも、メール一覧とメール内容の同時表示、一定時間ごとの自動メール受信、Yahoo!アドレスブックの内容表示、宛先のオートコンプリート機能、右クリックメニューなどが利用可能となっている。 また次世代「Yahoo!メール」(ベータ版)では、Yahoo! JAPANの他のサービスとの連携強化が予定されており、今後「Yahoo!メッセンジャー」「Yahoo!カレンダー」との連携をはかる他、「Yahoo!プロフィール」との連携によるソーシャル化も予定されている。さらに、RSSリーダー機能の搭載も予定されている。 なお、テスト利用者は、次世代「Yahoo!メール」(ベータ版)と従来の「Yahoo!メール」をいつでも切り替えて利用可能。 対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X、対応ブラウザがInternet Explorer 6.0以上またはFirefox 2.0以上となる。開発がアドビのFlex2で行われており、実行環境にはAdobe Flash Player 9.0.28以上のインストールとJavaScriptの設定を有効にすることが必須となる。