なお、OpenIDの原理は「認証局」と呼ばれるものとほぼ同等だ。ユーザーの認証には、一定の個人情報とその個人に紐付けられた実在するURLを使う。このURLをキーとして本人確認をするわけだが、この情報を管理する認証局サーバは、OpenIDを発行する企業やサイトがO運営・管理する。ヤフーの場合、この認証サーバは自社で管理し、外部サイトからの認証にはいったんYahoo! JAPAN IDの認証手続きと同じしくみが適用される。個人情報については、ユーザーからの指示がなければ外部に提供することはないとしている。
《中尾真二》