日本電気とSAPジャパンは19日、両社共同でのソリューションなどの開発やマーケティング、販売まで広範な協業をグローバルに行うことで合意した。 今回の協業により、日本電気製ITプラットフォーム製品のSAPソリューションへの組み込みと共同マーケティング、SI領域でのソリューションの共同開発・マーケティング、アプリケーション・サービス事業の共同展開、要因育成やR&Dでの協業が行われることとなる。また、日本電気では市場成長率が高いアジア地域においてSAP関連要員の強化をはかり、現在の300名体制から2010年には600名体制に拡大するとしている。 さらに、日本電気と独SAP AGは「グローバルテクノロジーパートナ契約」を締結することで合意した。これに伴い、日本電気はSAPのプラットフォームとして活用可能なサーバ・ストレージの認証を行う「NEC SAPコンピテンスセンタ」を4月にSAP AG本社内に開設し、最適なプラットフォーム製品の展開を行う予定だ。