ソフトバンクBBは、ソフトバンクモバイルと協業し、外出先からソフトバンクモバイルの携帯電話を使ってメールやスケジュール管理などの社内システムを安全に利用できるモバイルソリューションサービス「CACHATTO(カチャット) for SoftBank」を、3月3日より販売する。
「CACHATTO for SoftBank」は、いいじゃんネットが提供する「CACHATTO」のソフトバンクモバイルの法人ユーザー向けサービス。「CACHATTO」は、 Notes、Exchange、POP、IMAP、desknet's、サイボウズなどの各種メールサーバやグループウェアを携帯電話から安全に利用できるリモートアクセスソリューションで、「CACHATTO for SoftBank」では「S!アプリ」との連携機能が搭載された。利用にあたって、社内のグループウェア、メールサーバのインターネット公開、ファイアウォールやネットワークの設定変更は不要なため、より安全に導入が可能となっている。端末認証用のキーコードを発行するほか、暗号化やパスワード設定、自動ログアウト機能などにより不正利用を防止する機能も用意されている。
対応するのはソフトバンク3G携帯電話 全機種、V8、V6、V5、V4、V3シリーズ、J-5xシリーズで、CACHATTOソフトウェアライセンス対応OSはRed Hat Enterprise Linux ES 3/4、AS 3/4、Solaris 10となる。
通常の「CACHATTO」より手軽に導入できるように、パッケージソフトで販売する形態(ソフトウェアライセンスモデル)と「CACHATTO for SoftBank」を組み込んだハードウェアを販売する形態(アプライアンスモデル)とで提供される。