31日、日経・朝日・読売インターネット事業組合は、新聞3紙の紙面を比較できるサイト「新s あらたにす」をオープンした。 日経・朝日・読売インターネット事業組合は、2007年10月に日経新聞、朝日新聞、読売新聞の3社が、販売網の共有などの事業提携の発表の際に、同時に公表された3紙共同のインターネットサイトを運営する組織だ。組合の理事長は日経新聞デジタルメディアの代表取締役社長である長田公平氏が就任している。 サイトの特徴は、各誌の社説のほか記事、紙面などを同時に比較できるレイアウト構成だ。また「新聞案内人」として各界の著名人など10名が、それぞれの視点で各記事の解説や論評をするコンテンツもある。新聞案内人は以下の構成になっている。伊藤元重(東京大学大学院経済学研究科教授)安井至(前国際連合大学副学長、東京大学名誉教授)チャールズ・レイク(在日米国商工会議所会長)小林陽太郎(富士ゼロックス相談役最高顧問)白石真澄(関西大学政策創造学部教授)吉永みち子(ノンフィクション作家)増田明美(スポーツジャーナリスト)水木陽(作家、元日本経済新聞論説主幹)野村彰男(早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授、元朝日新聞論説副主幹)西島雄造(ジャーナリスト、元読売新聞芸能部長)