28日、ソフトバンクは2008年春モデルの発表会において、ティファニーとの提携を発表した。 発表会では、iPhoneのようなタッチインターフェイスを採用したモデルや「インターネットマシン」と称した高機能モデル、防水ケータイや株ケータイなどの発表が行われたが、最後にサプライズとして、同社のTV CMで活躍している上戸彩さんが登場し、ティファニーとのコラボによるプレミアムケータイの発表も行われた。 さらに、会場では、孫社長自ら、だれにもいってなかったと前置きしならが、このティファニーのプレミアムケータイをソフトバンクとして上戸彩さんにプレゼントすると発表した。このプレミアムケータイはプラチナ台に合計で20カラット以上にもなる400個ものダイヤモンドをあしらい、販売価格は1,000万円以上になるものという。そもそも、ティファニー自体がブランドを大事にする企業であり安易な提携やタイアップは行わない。本当なら、とんでもないサプライズであり、上戸さん本人も素で驚いていた。 このケータイは、昨年発表した「PREMIUM」シリーズの2ndステージとして発表された、本皮や木などの本物の素材をあしらったもの、さらに漆、友禅といった「和」の素材を使ったプレミアムモデルの目玉となる製品だ。2008年はケータイサービスの新しい年になろうかとしているが、同時にあらゆる付加価値競争の時代に入ったといってよい。 なお、製造は限定10台のみで、発売は3〜4カ月先となる見込みだ。