プラネックスコミュニケーションズは、簡単にLAN接続ハードディスクの構築が可能なIEEE802.11n Draft2.0/g/b対応の無線LANルータ「MZK-W04NU」を発表。12月下旬に発売する。価格は14,800円。 同製品は、USBポートを1ポート搭載し外付けハードディスクを接続することで、簡単にLAN接続ハードディスク(NAS)の構築ができる高速無線LANルータ。動画ファイルや音楽ファイルを保存した外付けハードディスクをUSB接続するだけで、ネットワークにつながった複数のPCで同じファイルを楽しむことができるようになる。また、「iTunesサーバ機能」により、iPodをルータのUSBポートに接続すれば、LAN接続されたPCでiPodに保存されている音楽を楽しむことが可能だ。 次世代高速無線LAN規格のIEEE802.11n Draft2.0に対応。最大で300Mbpsのスループットを実現。インターネットでの大容量データのダウンロード、ストリーミングによる動画や映画、オンラインゲームなどを楽しむのに最適だ。また、Draft11nの「Multiple Input Multiple Output」技術を採用。複数のアンテナを搭載しており、送受信時に複数のアンテナを同時に使うことにより強力な通信が可能だ。障害物に反射した電波も複数のアンテナで受信できる。 このほか、「BitTorrent機能」により、ダウンロードをPCではなくルータ単体で行うことが可能。ブラウザでルータにダウンロード設定を行えば、PCの電源を落としてもルータにUSB接続したハードディスクへダウンロードし保存してくれる。外出先からでもブラウザでルータにアクセスできる環境があれば、どこからでもダウンロードすることができるようになる。