4日、SMBCコンサルティングは2007年のヒット商品番付を発表した。 ヒット商品番付は、その年のヒット商品をピックアップし、特徴や傾向を分析するというものだ。2007年は景気回復の影響で、消費行動にも明るさが見えて年だとしている。全体としては、「プレミアム」指向や他企業などとのシナジー効果を狙う商品が目立つという分析だ。また、小粒ながら連打で売上を伸ばす「イチロー型商品」が実力をみせつけた年でもあるそうだ。2007年ヒット商品番付(番付:東、西)横綱:「ニンテンドーDS」&「Wii」、「PASMO」大関:プレミアム商品、「ビリーズブートキャンプ」関脇:エコバッグ、デザインカフェ小結:「メガマック」、キッザニア東京(殊)前頭1:東京ミッドタウン、宮崎ブランド同2:「ホワイトプラン」(敢)、『女性の品格』同3:「千の風になって」、フリクションシリーズ(技)同4:MLB(松坂大輔)、ケータイ小説同5:「泡のチカラ」、「クロックス」同6:『不都合な真実』、「AXE」(技):技能賞(敢):敢闘賞(殊):殊勲賞「 」:商品名『 』:書籍名、作品名 プレミアム商品は、がまんの消費を続けたあと、ちょっとした贅沢を楽しむ層が増え、「ザ・プレミアム・モルツ」(サントリー)が快進撃を続けたという。フリクションシリーズは、消えるインクという技術商品でヒットしたフリクションボールなどが技能賞で番付入りだ。