ブラザー工業は19日、グリッド技術を応用したコンテンツ配信システム「Einy」のサービスパッケージ4製品の販売を開始した。 Einyは、2005年12月12日発表の「次世代コンテンツ配信システム」、および2007年8月6日発表の「IPストリーミング放送システム」の2つの独自技術をベースにしたもの。Einy On-Demand方式により配信コストを既存システムの数千分の一にまで抑制できるほか、Windows/Linuxアプリケーション、ユーザー企業の機器への組み込みなどが可能だ。また、コンテンツ利用時やネットワーク参加時にユーザー認証を行うことにより、不正流通が防げる。 ラインナップは、エッジサーバに組み込める「Einyエッジ・ソリューション」、ウェブアプリケーションとして提供される「Einyウェブ・ソリューション」、ユーザー企業の機器に組み込みを行う「Einyエンベッディト・ソリューション」、およびコンテンツ管理や端末認証などの安全運用を実現する「Einyセンターサービス」の4つ。