CRI・ミドルウェアは14日、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」向けの動画生成・再生システム「シネマスタジオ for Wii」の提供を開始した。価格は1タイトルあたり125万円(税別)。
シネマスタジオ for Wiiは、量子化マトリクス制御や離散コサイン変換(DCT)といった動画符号化技術を用いた同社独自の動画コーデックを採用することにより、Motion-JPEGといったWii向けの一般的な動画形式と比較して画質や音質を維持しながらファイルサイズを高度に圧縮することを実現したもの。専用エンコードツールでは、ウィザード形式でファイルサイズなどの設定をするだけで簡単に動画ファイルの変換が可能だ。