■全15アクティビティ、約100台のVRマシンが稼働
歌舞伎町にあった映画館「新宿ミラノ座」の跡地で、2019年3月までの期間限定という形で営業しているVR ZONE SHINJUKU。営業がスタートしたのは今年の7月14日。2階建ての施設に全15アクティビティを用意しており、約100台ものVRマシンが同時に稼働しているという。筆者は2016年に東京お台場に期間限定でオープンした「VR ZONE Project i Can」にも行ったことがあるが、VR ZONE SHINJUKUはその何倍も規模が大きいようだ。エントランスを入ると「さぁ、取り乱せ。」というフレーズが目に飛び込んできた。


1階にはチケット売り場、フードコート、ギフトショップのほか、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を付けずに楽しめるアトラクションを設置。2階にはHMDを装着して遊ぶVRアトラクションが多数用意されている。


木村氏はVR ZONE SHINJUKUの方向性について、ゲームセンターの進化というよりは遊園地に代わるような施設を目指していると説明する。「ゲーム大好き!という方々だけでなく、20代30代の若い社会人の方々にも来て欲しい。遊園地に遊びに行くような感覚で、友人グループやカップルに楽しんでいただけたら」。館内では女性客の多さに驚いた。聞けば、来場者の4割以上が女性とのこと。広くてオシャレなフードコートもあるので、デートスポットとしても最適だろう。


■入場は事前予約がおすすめ!アプリがあればチケットの発券も不要
入場券は大人800円、こども(13歳未満)500円。チケットの色で遊べるアトラクションが異なるシステムになっており、入場券+4色チケットがセットになった「1day4 チケットセット」が4,400円で購入できる。基本的に事前予約が優先となり、混雑する日時によっては当日チケットがない場合も。事前予約はWebもしくは公式アプリから、日付と入場時間を指定しておこなう。入場時間は1時間単位で決めるが、入場後の滞在時間には制限がない。アプリを利用すれば、スマホ画面を提示するだけでアクティビティが体験可能。なお、13歳未満はVRアクティビティの利用ができないので注意したい。


次ページ:最高に楽しいマリオカート