日本アバイアは13日、同社のIP-PBXソフトウェア「Avaya Communication Manager」ベースのIPテレフォニーシステムをクラブツーリズムのコールセンター14拠点、およびデータセンター1拠点に納入した。 同システムは、各拠点に分散していたデジタルPBXをデータセンターに設置したAvaya Communication Manager搭載サーバ「Avaya S8720 Server」、「Avaya G650 Media Gateway」、およびコール情報の統計処理を行う「Avaya CMS(Call Management System)」に集約し、本社を含む14拠点に「Avaya G650 Media Gateway」を設置することにより、IPセントレックスによる一元的な運用管理を可能としたもの。また、本社にはバックアップ用のAvaya S8720 ServerとAvaya CMSをおいて冗長性を図った。 これにより、拠点ごとのオペレータ数や回線数の制約からピーク時に電話を受けきれない問題が解消されたほか、コール数の統計情報の一元的な管理が可能となった。さらに拠点間における通話がIPネットワーク上の内線化により無料となったため、運用コストの低減も利点として挙げている。