今回発売されたInstallShield 2008 Expressは、最新版InstallShield 2008のエントリーモデルとして、スクリプトを使用せず、チェックリストに従って作業することで、ベーシックなインストレーションを短時間で作成することができる。対応OSとしてWindows Vistaに加え、Windows Server 2008がインストール先OSとして指定可能で、機能およびコンポーネントに、Windows Server 2008関連の条件をビルドすることができる。
また「.Net Framework 3.0」「IIS 7.0」「Windows Embedded CE 6.x」などもサポート。SaaS(Software as a Service)に対応したWebアプリケーションのインストール環境、Windows CEプラットフォームのモバイルデバイス用インストーラを開発・作成できるようになっている。
InstallShield 2008は、米Macrovision社の製品で、今回発売するエントリーモデルの他に、スタンダードモデルである「InstallShield 2008 Professional Edition」(321,825円)、および、マルチ言語対応機能を備えた上位モデル「InstallShield2008 Premier Edition」(643,650円)がある。
《冨岡晶》