開店準備で忙しい、午前10時の秋葉原よりお伝えしてます。みおみおです。クーラーマスターのイベントお手伝いってことで、張り切ってちゃんと15分前に駅に着いたはいいけれど。カフェソラーレLinuxCafe秋葉原ってどこさーっ!秋葉原に来るのはコレでもう数回目なのに、いつも適当に歩いてる上に、秋葉原の道って似たような風景だから、迷う。そして焦る。た、確か、あのショップを曲がった小道の……ちがった!キィッ!! なんてことを3回くらい繰り返して、ようやく到着。既に設営が始まっております。箱から出されたばかりのケースが、続々とテーブルに並べられてます。普段は、あそこでお茶飲んだり、無線LANしたりしてる、あのテーブルに。 真ん中のテーブルでは、あのケースCOSMOSが、今まさに中身を組み立てられておりました。おはよーございまーす!なんて入ってみたはいいもののうろうろしかできない私、明らかに邪魔。どうやら時間がちょっと押せ押せみたいで、本当に私なんぞに構ってる暇ございませんよ!と言わんばかりに、きびきびアセアセとディスプレイを進めてる皆さんです。私も、たまにひんむかれたばかりのケースの箱をたたんだり、端に寄せたりしますが、その程度。下手に動くと「すいません、通りまーす」と、大きい箱を抱えたお兄さんが脇をギリギリで通っていったりします。あきらめて、外からみなさんの心の応援に回ることにしました。みんなガンバレ……!お店外のテラスならまだ邪魔にならないだろうと思って、そこでくつろごうとしたら、また続々とクーラーマスターの刺客、もといスタッフさんが続々とテーブルを並べて、またケースをその上に陳列していき…シャッターの下端にポスターを貼ってヒラヒラと、アピールです。あたかも「冷やし中華始めました」の如く。表の柱にも、キッチリと貼られたイベント告知のポスター。綺麗に貼られてますね。せめてもの気持ちとして、テープの皺を伸ばしておきます。よし、0.01%くらい、役に立ったかもしれない。そんな自己満に酔いしれていると、キャリー車「高速電脳号」に乗って、また新しいケースが届きます。あたふた。に、荷物ちょっとだけ運びます!!運んだ後どうすればいいのか、変に策をめぐらすと邪魔になること必至だったので、結局向かいの道路脇にまで退避。だけどここでも、お向かいのお店の水撒きの方のお邪魔になり…あれ、私、何しに来たんだっけ……道路の脇から見てること、数分。外のテラスに陳列されていくケースの中に、奇妙なケース2つ発見。迷彩柄と、星条旗にドクロのペイントケース。迷彩柄なんて、横透けてるもんね。あ、でもこれ、CM Stacker…のどれかだ。なんだ、ペイントされてるだけか。えらくファンキー。 でもネタになっておもしろいかも。「あ、それ。10万のケースなんですよ!」たまたま通りかかった土屋さんが一言。じゅうまん。聞き間違いじゃなきゃ、そう言った。ヒィ〜。アメリカの有名デザイナーさんに特注したスペシャルなケースだから、デザイン料その他諸々がかかるんだそうな…ちなみにアメリカでしか売ってないって。でも秋葉原の人間はこんなサブカル風味なネタモノは大好きなんだって、誰かが言ってた。なんか分かる気がする。誰か買ってくれないかなぁ。ネタでいいから!「みんな集まってーーー」スタッフの土屋さんが、お店の中から召集かけてます。いよいよ開始の号令ですね!!私もこそこそと集まってみる。後ろの方に、申し訳程度に。中はすっかりスタンバイできております。真ん中大きなテーブルに、コスモスをはじめとする実機。中身むき出しになって、クーラー、ビデオカードなんかが丸見えのマザーボード。両脇には、ショップのように綺麗に陳列されているケースがどんどんと。そしてその横に各種クーラー、電源。どかっとでかいのから、チマチマ可愛いのまで勢ぞろいです。詳しくは後で見よう。さっきまで、店の真ん中に高く積まれていたダンボールもいつのまにか綺麗になくなってます。どこにいったんだ。スタッフの皆さんの顔つきをみてると、緊張感とテンションが高まってる様子。イベントが始まるこの空気。イベントにかける意気込みが感じられますな!なんて、勝手に興奮してると「今日はみおみおさんもきてくださってますー」いきなり振られた土屋さんからのキラーパス。はわわわわ、ど、どもー!よろしくお願いします!! 優しい拍手で迎えてくださいました。うおお…朝から邪魔ばっかりしてたのに、皆さん暖かい…!そして11時。イベント開始時刻です。既に、開会の挨拶をしてるあたりから、ちらほらと、中入りたげに覗いてるお客さんが店先に。どうぞーと促されて入ってきたお客さんは1人、2人、3人…一気にたくさん入ってきちゃいましたよ!そんなに待ちわびてたんすか!イベント会場は典型的なカフェスタイル。某国際展示場みたいに広いスペースな訳じゃありません。しかも大きなケースが山積みで、スタッフさんもたくさんで、そんな中、一気にお客さんが入ってくると、それだけで、大分込み合ってる雰囲気。一眼カメラを持って、しきりに製品写真を撮ってる方も。スタッフの方に説明を受けて、頷いてるような方も。おおおお…クーラーマスターファン、根性ありますなぁ…オープンしたので、私も中を見回ってみます。 まず最初に発見したのは、いい加減くどいくらいの登場率で申し訳ない。タマネギCPUクーラー。でも、いつもと何かが違う……はッ!!色が黒いッ!!これが、ウワサのタマネギマークIIかっ以前のは全身金属で構成されていたのに、今回のは頂点部分が、プラスチックになっています。軽量化でしょうか。タマネギの実部分は銅製。起動中に中が青く光るのも健在です。「なんで黒くしたんですか?」「その方がかっこいいからです!」「……」堂々と言ってのけたビッキーさん。先日編集部にいらっしゃった台湾のあの方です。真ん中のテーブルに戻ってみると、先ほど組み立てていたCOSMOS βが中身むき出しで動いています。立派に仕上げてもらったんだね、わたしゃ嬉しいよ・・・グスッしつこいくらいに各所にちりばめられたファンも元気よく送風しています。サイドパネルを閉じれば、HDDの前面にある穴と、上部のベンチレーターとで、空気の通る道ができるんだそうです。開店前に、高速電脳の先輩店員さんが組み上げてたのよね、これ。クーラーがなんと水冷式ですよ。つけるの手間取りそう……これをこの短時間で仕上げるとは…さすが高速電脳四天王!!(勝手に名づけてみた)そういや、前にお預かりしてたときに気になってた、この背面の穴。なんなんですか?「あぁ。水冷式用の穴だね。ホースを出す穴だよ」外付け水冷式クーラーを使う場合に、用いる穴二つだそうです。いろいろあるのですねえ。通路を挟んだ向かいにあったクーラー1つ。AQUAGATE Duo Vivaなるこれは、AQUAで涼しげなのに、見た目が大分ごっつい。コレは!!「これが水冷式ですか!」「スイレイ…?」ビッキーさん、水冷式って言葉は聴きなれない様子。水冷式って…どう英訳するのん?ウォーターコールド?クーラー?いや、そもそもほんとに水使ってるわけじゃないだろ、ウォーターじゃ確実にH2Oだろ。むーんむーん…どうしようかと思っていたら、AQUAGATE Duo Vivaの箱にきちんと「liquid cooler」って書いてありました。おお、液状冷却!これこれ、と指差したら、ビッキーさんも心得た様子。「そうです、liquid cooler。水冷式」意志の疎通バンザイ! 確かにでっかい本体の2か所から、にょろーんとホース。5cm角の金属部品とファンを2つ経由して帰ってくる見たいです。liquidが。うん、liquidがね。この金属部品がまた重くて冷たい。ここで冷えるんでしょうね。水ではない何かが。さっきの新型タマネギの横に、クリアになった風神・匠が見えた気がして戻ってみました。近くで見ても、やっぱり風神です。これも新型に?「これを使いたいお客さんが、みなさん大きなケースを持ってると限らないので、大きさを選べるようにしたんですよ」この土台の上についている2つのファン。通常は8cmが2個。でも必要に応じて、12cmを1個に積み替えが可能なんだとか。英語名Gemini。双子の名を持つこれですが、1個になってもアイデンティティは守れるんですかね?生き別れの双子の兄を探して、旅に出るとか、そんな話なんですかね?イベントはただ展示をやるだけでございません。スペシャルゲストが2名も!1人は、ライターの高橋敏也氏。秋葉原のイベントといったら欠かせないお人。クーラーマスターもこの人を呼んじゃうなんで小憎らしいです。原稿は脊髄で書く、にこっそり共感してしまう私です。そして、シンガーソングライターの雷蔵さん。NMTV MUSIC AWARDのTOP OF ARTIST賞とMOST SONG WRITER賞を受賞されるほどの猛者! なんでそんな人がクーラーマスターのイベントに?音楽とPCパーツディスプレイの融合…クールでスタイリッシュなクーラーマスターの製品だからこそできたイベントですね。雷蔵さん、脱サラしてアーティストの道に進まれた方。土屋さんは、そのサラリーマン時代の音楽仲間だそうです。そんな、男の友情のために馳せ参じた!そんな感じのストーリーが頭を駆け巡りました。 雷蔵さんもPCを使って作曲、編集などされるので、結構なコアユーザーとのこと。今は音楽もPCの時代ですかな。自作なんかもできちゃう、ってそれは音楽に使う以前に、大分PC好きな方とお見受けしました。ご出身はストリートだそうです。しかも「外に出たい!」の一念で、言葉も分からずに、単身台湾につっこんでった経験もおありらしいっすよ!アコースティックギター一本で異国を渡り歩く!私「なんで台湾だったんですか?」雷蔵さん「近かったからじゃないですかね!」サバっと明るく言い放っちゃう力強さがまた素敵!ストリートが、口コミで広がり、タワレコに呼ばれ、ラジオにも出るようになり…現在に至るわけですね!台湾では他にもこんなエピソード。「私は雷蔵です」「ありがとう」「あなた綺麗ですね」の無敵の3つの言葉で、台湾のラジオ局に突入、受付のお姉さんとガードのお兄さんを口説いて出演権を貰っちゃった!のような!とてもパワフルなお方でした。そんなこともあり、台湾に本社を置くクーラーマスターとはちょっと縁も感じてるとのこと。去る7月18日に渋谷 Live & Cafe 「Twice-up」にてワンマンライブも実施されたそうです!ちょっと!!ライブハウス、ワンマンってめっちゃすごいんじゃないの!8月8日にも、J-POPの中でも注目されるライブハウス、「J-POP CAFE」でライブをされるそうです。興味もたれた方はぜひ!最後に、台湾クーラマスタースタッフの皆様と記念写真撮りたい!ってことで集まっていただきました。 集まってもらう最中、台湾スタッフのお1人、ゾイさんと国際交流。ゾイさんは日本語はあまり得意ではない様子。なので拙い英語でコミュニケーション。何かを聞かれてるんだけども聞き取れず、聞きなおすこと3度。やっと拾えた単語を繋げると「Which "PSU" do you like?」展示先を指して、聞いてくるゾイさん。フィッチ?選ぶのか?え、PSUってナニ?オンラインゲームにもなったアレ?ンな訳ない。ここはき、聞くしかっ!「ほほほほほわっつ、ぴーえすゆー!?」大分どもった。かっこよくない。私がナニに戸惑っていたかわかって、ああ、と頷いてからゾイさん「Power Supply Unit」と。指差す先には電源装置。あ、そうか、これのことか。でもどの電源が好きかと聞かれても、私ほんとパーツ比較して論評できるほど詳しくなくて…でもゾイさん、やっぱり自社製品の話だから、とっても真面目に意見が聞きたいみたいで、じっと私を見つめてる。どうしよう…そんな感じに焦ってたら、高速電脳店長が「みおみお〜写真撮るってよ〜」と声をかけてくださいました。不謹慎だけど、ちょっと助かった!その後ゾイさんとメールを交換。女子高生みたい!交換したのはPCのだけど!無事、店長と台湾スタッフの皆様と写真を撮って、今日は解散!どうもお邪魔しました!
クーラーマスター、「CM Storm」シリーズのゲーミングキーボードと5.1chサラウンド対応ヘッドセット 2011年11月25日 クーラーマスターは25日、ゲーミングキーボード「Quick Fire …