今日はなんと、クーラーマスターから刺客が差し向けられました。なんでも「NotePal S」に「焼肉焼けちゃうよ!ノートPCスタンド」(スタンドが焼肉を焼く鉄板に似ていることからそう呼んじゃいました!)という宣伝文句を広めた奴のツラが見てみたい、とのこと。お礼参りだか、普通に褒められてるのだか分からない!「なぁ〜にがぁ焼肉だコラッ!」って展開だったらどうしよう!!おっかなびっくり、社内で待機。そこへいらっしゃったのはクーラーマスタージャパンの土屋さんと、クーラーマスター台湾本社からビッキーさん。そして、仲介人でもある高速電脳店長さんの3人。ひとまず、理由はどうあれ、ご足労感謝です!や、だってですね、「ビッキー、みおみおに会いたがってたんだよ」って、高速電脳店長が言ってもので!すなわち、私に会いに日本に来てくれた、とそういうことです。28日のイベント?そんなん、むしろ、私に会いに来たついでにイベントをするに決まってる!私はまだ純粋だから、そんな言葉はとってもすんなり信用するよ。そんで曲解するよ。ちなみにビッキーさん。愛称って訳じゃありません。ご本名です。本社の営業部から、海を越えてこんなところまで私に会いに!!台湾かぁ…。九州からも見えちゃう台湾。近いけど外国なんだよ、台湾。台湾といえば……赤い(歴史的建造物が)!そして長い(島の形が)!あとビビアン・スーとかF4とか、きれいな顔の芸能人がよく来るよね。アジアンビューティー量産地か。ずるい。…モノ知らない私にはそんなところが精一杯です…ヤムチャは食べたいです。ちなみに台湾は中国語?英語?や、聞いたところでどっちもしゃべれないんすけどね!ニィハオ、謝々、加油!これだけで頑張れるかな、会話。なんて心配もまったく無用でした。ビッキーさん、日本語とてもお上手。さすが、台湾からの使者を勤めるお方。私なんて、すでに日本語からしておかしいですよ。そんな日本語力を、webで晒しちゃう勇気は褒められてもいいかな、とすら思えてきた。「で…今日はいったい何のご用件で…」「これをお渡ししようと思いましてー」袋から出されたのは、うわさのNotePal S。確かに、読者プレゼント用に、数台いただけるって話は聞いてましたがえ、もしかしてわざわざこれを渡すために、ビッキーさんってば台湾からはるばる来日…?そうなのね、そうなんですね!それなんて真心!?涙がちょちょ切れそうです。28日のイベントの方がむしろオマケで、この私に賞品を渡すために来日!私はがっつりそう受け取らせていただきました!あつかましくも!上の階の会議室を借りて、ちょっとお茶でも。(地味にせこい)そして雑談という名の打ち合わせ。営業さんと編集長にくっついてうつらと聞いていたわけですが。なんだかですねぇ、知らないうちに私がクーラーマスターの売り上げに結構貢献しちゃってるみたいですよ。高速電脳もそうでしたが、この連載?みたいな?ものの、反響からか、ちょっと違った客層からの反応が出てきたらしいですよ。「あぁ、今そういう人たちが自作に興味持ってるのかー」ってなんか、1つの目安になったそうな。どんな人たちだったんだろう……そもそも、「PCパーツ」って言葉、昔はものすごい玄人さんにしか縁のないものだと思ってましたよ。でも、最近じゃそうでもないっすよね。私でも使えますしね。でもだからってPC初心者にはまだまだ敷居の高い話で。ターゲットが広がってきたはいいものの、どこまで広げていいものか、悩んでるってことみたい。って、土屋さんと高速電脳店長が言ってた、と思う。PC普及率と使い方が増えたから、自分好みにPCをカスタマイズしたいミドルなユーザーが、「パーツってどんなんあるん?」みたいな感じで、興味持ってきたようですよ、って営業さんが言ってた。んだと思う。あとゲームの人もカスタマイズ必須ですよね。常人のスペックじゃどうあってもビデオカードがまず足りない。最近はそれ見越した出来上がりPCもあるみたいですが。まぁ。それぞれやりたいようにやれる時代が来たってコトですね。PCの構造を大体知ってれば、案外いろいろできちゃうんだなぁ、って気付いた人が増えてきた、って感じ。ハードディスク6つも7つも付けられちゃうPCケースも、大容量時代の寵児といえよう。でもクーラーマスターでは、そろそろPCパーツだけじゃなくてノートPCの付属品とかも強く押し出していきたいんだって。そこで、今回の「NotePal S」の誕生と相成ったと。話は前後しますが、編集部のど真ん中で、ビッキーさんがすらっと立ってるのを見て気付きました。ビッキーさんたら、超人的に脚が長い!細い!私の腰の上まであるよ??上見たら、今度指がまた、細い!そして長い!思わず、編集部の真ん中で指の長さ比べ。べったり手のひらをくっつける、台湾のPCパーツ会社営業と、日本の編集見習い。ある種異様な風景である。…1.5cmくらい負けた。「何やってる!」やっぱり、遠めにいた営業さんにつっこまれた。どうやら私の接客は、とかく、周りの人たちに冷や汗を掻かせるもののようです。前もそんなことあったなぁ、なんて回想しながら、28日に会うときはもうちょっとおとなしくしようと、心に決めた。できる範囲で。はい。人間、無理はいかんです。