日本通信は31日、携帯電話からのデータ通信サービスの開始を目指し、NTTドコモにiモード移動無線装置接続用パケット交換機との接続の申し入れを行った。 同社が計画しているサービスは、NTTドコモの携帯電話からiモードのプラットフォームを利用せずにデータ通信機能が利用できるというもの。これにより、従来は携帯電話端末にバンドルされていた携帯電話ネットワークを分離し、ユーザーは利用したいネットワークプラットフォームを選択できる。 なお、今回の申し入れはドコモが公表している接続約款における標準メニューに基づく申し入れであり、日本通信はNTTドコモ側は接続できる状態を構築済みと主張している。具体的なサービス提供開始日と料金については準備が整い次第発表する。 また、7月9日に同社がNTTドコモとの3G MVNO調達に向けて総務大臣による裁定を求める申請を行った件と今回の件は関わりはない。