NECは、ストリーミング配信基盤「StreamPro」(ストリームプロ)の新製品として、次世代ネットワーク(NGN)に対応したストリーミングコンテンツ配信ソフト「StreamPro/Streaming-MPEG Ver5.2」、およびセンタから複数拠点に大容量コンテンツファイルを計画的かつ効率的に配布する大容量コンテンツ配布ソフト「StreamPro/DistributionSystem Ver4.1」の2種類を開発、7月30日より通信事業者やISP/ASP事業者を対象に販売を開始した。 ストリーミングコンテンツ配信ソフト「StreamPro/Streaming-MPEG Ver5.2」では、NGNの帯域制御(QoS)機能と連携し、ハイビジョンクラスの高画質映像をはじめMPEG2対応の映像、音声データの安定的な送受信を実現している。価格は通常版が24万円から、SIPライセンス版が150万円から。 大容量コンテンツ配布ソフト「StreamPro/DistributionSystem Ver4.1」では、大容量のコンテンツファイルやデータファイルをセンターから複数の拠点に配布する際の、緊急度や重要度に応じたスケジュール管理、不要なパケット再送を抑制する効率配信、マルチキャスト配信時の冗長化による高信頼性などを実現する。価格は320万円から(価格はいずれも税別)。 NECでは、「StreamPro」全体で今後2年間において100ユーザへの販売を計画している。なお本システムは、東京都港区にある「NECブロードバンドソリューションセンター」の「NGNギャラリー」において、9月から実演される予定。
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