三菱電機は、樹脂モールドパッケージによる10度の傾斜角を持ち、基盤への自動実装が可能な外形の半導体加速度センサー「MAS1912P」を7月2日に発売する。サンプル価格は840円。 MAS1912Pは、検出した加速度を静電容量に変換するセンサーチップと静電容量を電圧に変換する信号処理ASICで構成されたセンサー。従来と同等の外形寸法ながら加速度検出感度1000mV/gを維持しつつ樹脂モールドパッケージ自体に傾斜角度を持たせたことで、インダッシュ型カーナビゲーションシステムで加速度センサーを水平状態に保つ専用基板を不要にしたのが特徴だ。