ワイズは18日、アークンと台湾・Leadtime Technologyが共同開発した中小規模向けファイアウォール「NetSteath 『NS-131j』」を発売した。価格はオープン。 NetSteath 『NS-131j』は、Winny、BitTorrentにくわえ、MSNやYahooのインスタントメッセンジャーによる通信を遮断する機能を持つほか、ステートフル・インスペクション・ファイアウォール、DoS攻撃の緩和、IPSec VPNサーバ、URLブロッキング、IDS/IPS(侵入検知・防止システム)などの機能を備えたファイアウォールだ。また、ClamDB エンジンによるアンチウイルス、迷惑メールのヘッダに3段階の警告を表示するアンチスパム、1時間ごとの任意のログのメール配信といった機能を日本語による管理画面から設定できる。 特許ステルス技術により、ファイアウォールの外部インターフェイスにIPをバインディングしなくても動作する「トランスペアレント・モード」が利用できるほか、トランスペアレント・モードとルーティング・モードを同時に使用することも可能だ。、カスタム開発されたステルスOSにより、スループット290Mbps、同時接続数30万セッションを実現している。 同社では、2007年度は1,500台の販売を見込んでいる。 サイズは310×200×45mm、重量は2kg。インターフェイスは、10/100Base-TX LAN×4、WAN1/WAN2/LAN1/LAN2/DMZの5論理ポートを4物理ポートに割り当て、RS232Cコンソールポート。接続クライアント数は無制限。