富士通は30日、同社のエンタープライズ向けハードディスクのラインナップを一新し、「MBA3」、「MBB2」、「MBC2」、「MHW2 BK」のシリーズを発表した。出荷時期はそれぞれ6月末、販売中、第2四半期、6月末。価格はいずれも個別見積もりとなる。 Serial Attached SCSI(SAS)に対応したのは、10,000rpm 2.5型HDDのMBB2シリーズ、15,000rpm 3.5型HDDのMBA3シリーズ、15,000rpm 2.5型HDDのMBC2シリーズの3つ。このほか、Serial ATAと24時間稼働に対応した7,200rpm 2.5型HDDのMHW2 BKシリーズも用意され、最大容量は120GBで、ローテーショナルバイブレーションによるパフォーマンスの低下を抑止する機能がある。 同社では、2007年度中にMBA3シリーズは200万台、MBB2シリーズは200万台、MBC2シリーズは100万台、MHW2 BKシリーズは50万台の販売を目指すとしている。