ソーバルは14日、USBバスパワーのみで動作し、手軽に「C1Gen2」のUHF帯ICタグの読み書きが行える、UHF帯小型ICタグリーダ・ライタ「URW-P1」を6月末に発売する予定だと発表した。価格はオープン。 また、URW-P1本体に加え、開発用ライブラリ(API)、コマンド仕様書、サンプルソースコードなどを同梱した「URW-P1 DK」も同時期に発売予定となっている。予定価格は38万円。 URW-P1は、同社のUHF帯RFIDリーダ・ライタモジュール「M9」を組み込むことで、小型軽量を実現した製品。実用的なICタグ発行のソフトウェアも同梱されているため、これまで手間のかかっていたICタグ発行などの初期作業専用リーダ・ライタとしても利用できるのが特徴となっている。 URW-P1の主な仕様は以下のとおり。●「URW-P1」製品仕様・周波数:952〜954MHz、高周波出力:10mW(特定小電力)・電源:USB供給(5V)、消費電流:400mA以下・ICタグプロトコル:EPC C1G1、EPC C1G2、ISO18000-6B/C・最大通信距離:〜30cm(タグや環境による)・付属ソフトウェア:ICタグ発行・確認ソフト「ICタグライタ」・PC環境:Windows XP・大きさ・重さ:140×110×35mm・296g