NHKは、ウルトラハイビジョン(スーパーハイビジョン)のシアターをNAB 2007の会場に開設した。15分おきに行われるシアターには、毎回長蛇の列ができて賑わっていた。 ウルトラハイビジョンは、7,680×4,320の解像度の映像。映画で使われている4K(3,840×2,160)と比べると4倍、ハイビジョン(1,920×1,080)と比べると16倍の解像度であり、非常に高精細だ。 ウルトラハイビジョンのシアターは、すでに愛・地球博やNHK技研公開で展示されているが、以前と比べて映像を蓄積するHDDの小型化と省電力化が進んでいる。また、シアターで上映しているウルトラハイビジョンの映像を、ハイビジョンにダウンコンバートできるようになり、シアター以外にもテレビモニタなどで表示できるようになった。 実際にシアターで視聴してみたところ、実際の風景を見ているような臨場感があり、22.2chサラウンドは、あちこちから音が聞こえてきて、あたかもその場にいるような錯覚がした。ちなみにこのシアターは、8トンにおよぶ全機材を船で輸送し、1週間かけてシアターを構築したという。 NHKは今後の計画として、ウルトラハイビジョンを2011年までに衛星で伝送できるようにし、2025年までにテレビ放送できるようにする計画だ。