アイピーモバイルは10日、TD-CDMAを用いたモバイルデータ通信事業について、事業の開始に向けて準備を進めていると、改めて発表した。 また、マルチメディア総合研究所が保有するアイピーモバイルの株式を森トラストに売却することも発表された。これにより、筆頭株主が異動することになる。その上で、資本金の見直しや資金調達を進め、サービスの開始時期や詳細について検討する。 なお、同社が取得した2GHz帯におけるTD-CDMAの免許を総務省に返上するという一部報道について、そのような事実はないと否定した。