アイピーモバイルは2日、TD-CDMAを用いたモバイルブロードバンドについて、下り最大11Mbps(平均3Mbps以上)の通信方式を採用した商用化実験を開始すると発表した。総務省に実験局免許の申請を行い、免許が交付され次第、開始する。 商用サービスは2007年春からの提供が予定されており、実験はこれまでに実施される予定。エリアは、千代田区、港区、中央区などの都心が中心で、順次、周辺に拡大していく。 なお当初は、最大で下り5.2Mbps/上り848kbpsのシステムを導入し2006年10月からの商用サービスを予定していたが、より高速なシステムを採用することを目的に2007年春に延期。将来的には、最大で下り22Mbps/上り2.64Mbpsに高速化させるという計画もある。