インテリシンクは5日、携帯端末を紛失した時に遠隔から情報が消去できるASP型の個人向けセキュリティ機能をはじめ、ユーザインターフェースを改良したクライアントなど、大幅に機能を強化した「Intellisync Mobile Suite 8」を5月15日に発売すると発表した。 Suiteを構成する各コンポーネントの価格は以下のとおり(提供は最低50ライセンスから)。・Intellisync Wireless Email:12,600円/1ライセンス・Intellisync Device Management:9,450円/1ライセンス・Intellisync File Sync:9,450円/1ライセンス・Intellisync Application Sync:16,800円/1ライセンス (旧名:Intellisync Data Sync) メジャーバージョンアップとなるMobile Suite 8では、セキュリティやユーザインターフェースの強化に加え、コーポレートEメールコネクタ機能を強化したほか、マイクロソフトの「Exchange Server 2007」や「Windows Mobile 6」への対応予定を表明しているのが特徴となっている。 また、従来「PCモニタ」と呼ばれていたコーポレートEメールコネクタは、今回からWindowsサービスとして実行が可能になり、セキュリティ強化が図られている。ほか、クーリエアカウント接続にも対応し、ワークグループモードでの管理・運用が容易になるため、大企業の部門ユーザなどへの導入がスムーズになるとしている。