KDDIは28日、同社の固定電話サービス「メタルプラス電話」「ひかりone 電話サービス」「ケーブルプラス電話」において、4月1日より海上保安庁(118番)への緊急通報時に発信者の情報を通知する「緊急通報位置通知」を開始すると発表した。 緊急通報位置通知は、固定電話・携帯電話から緊急通報(110番、118番、119番)が発信された際、通話が接続された緊急通報機関に対して、発信された場所に関する情報を自動的に通知するシステム。すでに警察と消防においては開始されていたが、海上保安庁は4月1日に「緊急通報位置通知システム」が導入されることから今回の対応となった。 なお、118の前に「184」を付加してダイヤルした場合は、海上保安庁に位置情報は自動通知されないが、海上保安庁が人の生命などに差し迫った危険があると判断した場合には、同機関が発信者の位置情報を取得する場合があるとしている。