キヤノンは26日、「ジュニアフォトグラファーズ2007」への参加校募集を発表した。教育機関への呼びかけによる参加グループに加え、全国の小学3〜6年生を対象にクラスや学年単位などで参加する学校を募集する。一般公募の期間が3月1日から4月30日、学校数は15校となっている。 プロジェクトに参加する地域・学校では、5月から9月にかけて授業やワークショップなどで、デジタルカメラ教室と野外でのフィールド撮影会を実施。また撮影作品については、11月に東京で開催予定の写真展で一般に紹介されるほか、学校や地域単位で写真展を開催する場合には、キヤノンが展示作品のプリントサポートを行う。 本プロジェクトは、キヤノンの社会・文化支援活動の一環として開始されたもの。デジタルカメラやインクジェットプリンターなどの機材を無償で提供するほか、講師となる写真家の派遣や社員による運営のサポートも行う。写真を通して自分の発見や感動を人々に伝える体験の場として、子どもたちの感性を育みながら、環境に対する意識を高めることを目的にしている。 04年5月にスタートして以来、これまでに全国で65回、のべ2,214名の小・中学生が参加している。