米Googleは22日(米国時間)、企業向けの有料ホスティングサービス「Google Apps Premier Edition」を発表した。年間使用料は、1ユーザあたり50米ドル。 2006年8月に無料サービスとして提供を開始した「Google Apps」は、Webメール「Gmail」、共有カレンダー「Google Calendar」、VoIP機能付きメッセンジャー「Google Talk」、カスタマイズ可能な特定のドメイン専用スタートページがセットになったホスティングサービス。日本語を含む多言語対応となっている。「Google Apps Standard Edition」と「Google Apps Education Edition」の2ラインナップが用意され、現在では10万を超える小規模企業と数百もの教育機関で採用されている。この2つのラインナップは今後も無償による提供が継続されるが、今回発表されたGoogle Apps Premier Editionはこれらの上位サービスにあたるものだ。 Google Apps Premier Editionでは、メールボックス容量が10Gバイトにまで引き上げられるほか、99.9%のGmail稼働率が保証されたのが大きな特徴だ。また、管理者向けに24時間年中無休の電話サポートやカスタマイズ用API、広告表示/非表示の設定権などが提供される。 また、すべてのGoogle Appsのすべてのラインナップにおいて、ドキュメントとスプレッドシートを共有しながら作業ができるコラボレーションツール「Google Docs & Spreadsheets」が追加されたのに加え、Gmail for mobileのBlackBerryへの対応と管理者によるアプリケーションレベルでのポリシーコントロールが可能になったこともあわせて発表された。
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