凸版印刷とワイズ・ラブは21日、ICタグを活用した「商談支援システム」を共同開発したと発表した。凸版印刷はICタグと機器の提供を行い、ワイズ・ラブがシステムの開発を担当した。 同システムは、商談の際に、バイヤーの名刺につけられたICタグと、そのバイヤーが選んだサンプル生地のICタグ情報を自動的に関連づけてデータベースに蓄積し、選定サンプルの情報を記載したピックアップリストをバイヤーに持ち帰ってもらうことにより、引き合い情報を効率的に収集できるというもの。また、必要に応じてインターネットからの在庫確認やサンプル出荷の指示をリアルタイムに出すことも可能だ。 なお、2月20日から23日までフランス・パリで開催されるテキスタイル見本市「プルミエール・ビジョン2007年春夏素材展」に出展する、丸和商事ブースにて採用される。