富士通は14日、NTT主導のもとで整備が進められている次世代ネットワーク(NGN)のフィールドトライアルに参加し、Webビデオ会議システム「JoinMeeting」による実証実験を富士通の幕張システムラボラトリにて実施すると発表した。 同実証実験では、IPv6マルチキャストや、SIPによるQoS制御の強化や多地点間の安定した双方向リアルタイムコミュニケーションについて検証される。同社ではこれらの技術により、ネットワーク過負荷時のアプリケーションサーバによる転送帯域の最適化、および経路変更の最適化がより容易になるとした。なお、JoinMeetingは2002年12月に発売され、PCや携帯電話を利用して数人から500人規模でのWeb会議が可能となるシステム。