まず、メトロポイントを獲得するためには、東京メトロが発行する「To Me CARD」をオートチャージカードに指定する必要がある。ただし、今のところTo Me CARDの提携クレジット会社はUFJニコス(NICOS)、クレディセゾン(UC)、およびジェーシービー(JCB)に限られており、先述の「マイ・ペイすリボ」を提供する三井住友VISAは含まれていない。よって、比較フォーカスは「メトロポイント対マイ・ペイすリボ」ということになる。
To Me CARDの提携クレジット会社3社のうち、ANAマイルへの換算を行っているのはJCBだけだ。テストケースとして、営業日ベースで月あたり21日間を毎日外出しなくてはいけない営業マンが、東京メトロを16往復、JRを5往復する場合を想定してみる。運賃は、初乗り料金の次の料金レベルと設定した。1年間/2年間/3年間のそれぞれで、メトロポイントを狙った場合、マイ・ペイすリボのボーナスポイントを狙った場合の獲得マイルについて解明したのが次の図である。