子供でもよく知っているパトカーや救急車。屋根で光るのは赤色回転灯だ。パトライトという名称で知っている人も多いだろう。現在社名にもなっているパトライトのメーカーがNET&COMに出展していた。ITとの関連はあるのだろうか。 データセンターを覗いたことがある人ならおわかりだろう。この会社は、ラックの上などに設置されている「ネットワーク監視灯」も作っているのだ。ネットワーク監視灯にもパトライトのノウハウをつぎ込まれている。もともとはデータセンターやラック、電源のメーカーなどに回転灯や表示灯を卸していたが、市場のニーズもあり自社製品を販売するようになったらしい。 ライト部分だけでなく、リレーキットや制御ボックス(RS-232とイーサネット)など監視システムまで開発している。さらに、これらを使ったシステム構築やソリューション事業も手がけているという。じつは、りっぱなIT企業だったのだ。 ホームページを調べてみると、オートキャンプ用に12Vの投光器(10万カンデラ以上。キャンプというより夜間工事にも使える?)や青色の防犯パトライト、LED表示灯などもオンラインで購入することができる。 業務用なのでちょっと値段は高いが、カメラ、センサー、ネットワーク監視灯とPCで制御ができるコントローラを使えば、留守宅をリモートで監視・警報するシステムを自分で作れそうだ。