同社の事業基盤は、個人向け、法人向け、M2Mの3つの分野でADSL、光、モバイルの3種類のサービスを展開することで成り立っている。現在のM2Mは、中小企業をターゲットとして、同社が所有するDSL、光、無線のパッケージの一部に上位ネットワークとプラットフォームを含めたものをホールセール的にパートナー企業に卸し、パートナー企業が自社ソリューションを追加してさらにそれをエンドユーザーに提供するという形が主流となっている。将来的には、ウィルコムやUCOMといったパートナー企業との提携により、必要なアクセスネットワークを適宜パッケージングしてプラットフォームを問わないシームレスな接続環境をエンドユーザーに提供する、「FMC(Fixed Mobile Convergence)の発展形」を目指しているとした。