米テキサス・インスツルメンツ(TI)は6日、無線LAN、BluetoothおよびFMの各通信方式をワンチップに集積した携帯電話向け製品「WiLink 6.0」および、「BlueLink 7.0」の2デバイスを発表した。なお、同チップを搭載した携帯電話端末は2008年に市場に出回る予定だとしている。 WiLink 6.0は「IEEE 802.11n(ドラフト)」をサポートする無線LAN/Bluetooth/FM送受信の各通信方式を集積したデバイス、BlueLink 7.0はBluetoothとFMを集積したデバイス。両製品に搭載されているFM機能は、FM受信だけでなく、FM送信(トランスミッタ)機能も提供することから、携帯電話を個人の音楽放送・聴取用の機器としても使用できるとしている。