東芝は、企業向けノートPC「dynabook Satellite/SS」の新ラインアップとして、Windows Vista Businessを搭載した4モデルを2月中旬から順次発売する。ラインアップはビジネスノート「dynabook Satellite K17/J62」の2モデルと、モバイルノート「dynabook SS M37/S31」の2モデル。価格はK17が170,100円から、J62が172,200円から、M37が170,100円から、S31が258,300円から。
新たな4モデルは、全機種に「Windows Vista Business」を搭載するのに加え、従来利用していたPCの設定環境やデータをまとめてWindows Vistaへ移行できるソフト「PC引越ナビ Ver3.0」を搭載しているのが特徴。
また、パスワードや暗号鍵を厳重に管理するTPMセキュリティチップを標準装備するとともに、HDDの全領域を暗号化できるソフト「SecureDoc Disk Encryption(90日間使用期間限定版)」をプレインストールするなど、さまざまな状況を考慮したきめ細かいセキュリティ対策を実現している。
dynabook SS M37は、12.1型ワイド液晶(WXGA)採用の2スピンドル(HDD/光学ドライブ内蔵)モバイルノートPC。ブリッジメディアスロットやi.LINKコネクタなど高い拡張性を実現しているのが特徴だ。本体サイズは幅299×奥行き225×高さ34〜34.8mm、重さは約1.9kg。
dynabook SS S31は、M37と同じく12.1型ワイド液晶(WXGA)を採用した、軽量・コンパクトな1スピンドル(HDD内蔵)モバイルノートPC。軽量モデル、高速HDDモデル、フラッシュメモリディスク搭載モデルから用途に合わせて選択できるのが特徴となっている。本体サイズは幅283.8×奥行き196.6×高さ26.9〜35.5mm、重さは1.19〜1.27kg。(標準バッテリーパック装着時)。
《村上幸治》