ソフォスは31日、2007年1月のコンピュータウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。 1位は全体の約半数という爆発的な広がりを見せたトロイの木馬「Dorf」。2位から4位は順にNetsky、Mytob、Straioで、全体の3分の1を占めている。2007年1月のトップ10ウイルスは以下のとおり。[1位]Troj/Dorf:46.1%[2位]W32/Netsky:16.1%[3位]W32/Mytob:9.8%[4位]W32/Stratio:8.5%[5位]W32/Zafi:3.6%[6位]W32/MyDoom:2.8%[7位]W32/Sality:2.6%[8位]W32/Bagle:2.5%[9位]W32/Nyxem:1.0%[10位]W32/Wukill:0.8%[その他]6.2% Dorfは、人々の関心が高いニュース内容を期待させるメッセージ内容で急速に広まったトロイの木馬。2,500種類以上の亜種が検知され、現在はロマンチックなメッセージカードの送付を装ったものに内容が変化しつつある。 1月に全世界で受信されたメールのうち、悪意があるものは238通に1通(0.42%)で、ソフォスが1月に検知した新規の脅威は7,272件。そのうちの約3分の1がDorfの亜種となる。 また、2007年1月にソフォスが報告を受けた偽ウイルス情報のワースト10は以下のとおり。[1位]Hotmail hoax:28.8%[2位]Olympic torch:16.9%[3位]Justice for Jamie:3.1%[4位]Budweiser frogs screensaver:2.9%[4位]A virtual card for you:2.9%[6位]Bonsai kitten:2.5%[7位]Applebees Gift Certificate:1.7%[7位]Meninas da Playboy:1.7%[9位]Bill Gates fortune:1.4%[10位]MSN is closing down:1.3%[その他]36.8%