トレンドマイクロは10日、2006年12月におけるウイルス感染数リポートを発表した。ルートキット型のウイルスが増加しているという。 12月の感染報告数は7,764件で、ルートキット型の「TROJ_ROOTKIT」が増加している。同社は、以前から主流である、ファイル感染型、マスメール型、ルートキット型が改めて使われるようになるという2007年の予測を発表しているが、12月ですでにこれらの傾向が見られるとしている。 ほか、ファイル感染型の「PE_FUJACKS」があらたに発見された。Webやネットワーク共有フォルダを経由して感染。セキュリティ対策ソフトの強制終了や、ほかの不正ソフトのダウンロードを行うため、感染すると駆除が困難になるとして、注意を呼びかけている。【1位】BKDR_AGENT/136件【2位】TROJ_ROOTKIT/77件【3位】WORM_STRATION/75件【4位】WORM_SDBOT/53件【5位】TROJ_SMALL/52件【6位】TROJ_DLOADER/47件【6位】WORM_RBOT/47件【8位】ADW_SHOPNAV/27件【9位】PE_BOBAX/24件【10位】JAVA_BYTEVER/22件