日本電気(NEC)は5日、映像配信を行う事業者向けソリューション「メディア コンテンツマネジメント ソリューション」を発表した。映像のほか、静止画、テキストデータ、音声データなどを一元管理できるというものだ。 具体的には、テキストデータをデータ放送用やWeb用にフォーマットの変換や振り分けを行うメディアエクスチェンジシステム「で〜たざんまい」と、コンテンツの素材、メタ情報、検索/プレビュー、ワークフローなどの管理を行うメディアコンテンツマネジメントで構成される。 これにより、交通情報、報道、イベント情報など多方面から集められた情報を収集し、ワンセグ、携帯電話、データ放送、Web向けなどに自動的に変換と振り分けが行えるようになる。また、メタ情報が自動的に付与されるため、バージョンの管理やコンテンツの再利用が効率的に行えるようになる。 価格は500万円からで、1年間で30システムの出荷を目指す。