日本電気(NEC)は1日、多重化装置「SpectralWave UN5000」の販売を開始したと発表した。TDM(時分割多重)とRPR(リング型パケット転送方式)が同時に処理できるため、多重化と同時に40Gbpsの高速なネットワークが構築できるのが特徴だ。 販売価格は1,000万円、3年間で6,000システム。 同製品では、少ない遅延と帯域保証を特徴とするTDMスイッチと、帯域の共有が可能なレイヤー2スイッチを搭載し、この2つの混在処理を実現。また、10GbpsのRPRに対応しており、複数の拠点でそれぞれのユーザやサービスごとに優先順位を設定しつつ、帯域の共有が可能になる。