米Apple Computerと米国消費者製品安全委員会は8月24日(米国時間)、AppleのノートPCの一部に採用されているソニー製リチウムイオン電池セルを使用した電池パックをAppleが自主回収し、ソニーもそれに協力すると発表した。 今回の回収は、電池セル内に混入した微細な金属粒子が電池セル内の他部品と接触し、ごくまれに電池セル内でショートを起こすことが原因。通常、ショートした電池セルは電池として機能しなくなるだけだが、電池セルの加熱などにより発火することがある。 今回のAppleおよび、先日発表されたデルのリチウムイオン電池パック回収プログラムでは、ソニーが負担する交換用電池パックやその他関連費用は200億円から300億円が見込まれている。