東日本旅客鉄道(JR東日本)とNTTドコモは、「Suica電子マネー」と「iD」の共通インフラの運用で有限責任事業組合を設立すると発表した。10月をめどに、両社が2億円ずつ出資する予定だ。 Suica電子マネーはJR東日本の電子マネー。iDは、NTTドコモの携帯電話に搭載されたクレジットカードサービスだ。いずれも、非接触式ICカード「FeliCa」をしているが、店頭に設置されたリードライターは、それぞれ必要になっている。 今回、有限責任事業組合を立ち上げることで、1台のリードライターで両サービスに対応。さらに、決済システムも共通化することを目指す。