キヤノンは、パソコン不要で写真の印刷ができるコンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP730」を6月29日に発売する。価格はオープン。 SELPHY CP730は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話のメモリーカードを装着したり、赤外線通信（IrDA）を利用したりすることによって、パソコンを介さずに写真の印刷が可能となる小型のカラープリンタだ。対応メモリーカードは、SDカード、miniSDカード、メモリースティック デュオ（含むPRO）、メモリースティック（含むPRO）、MMC、CF、マイクロドライブ、xDピクチャーカード（アダプタが必要）、RS-MMC。本体内蔵の巻き取り式USBケーブルでパソコンに接続すれば、パソコン内に保存した写真の印刷にも対応する。また、オプションのBluetoothユニットやワイヤレスプリントアダプタを併用することにより、Bluetoothや無線LANによる写真データのやりとりも可能。 従来モデルより大型の2.0インチ液晶モニターを備えるほか、充電式のバッテリーパックが標準添付された。 解像度は300×300dpi、階調数は1色あたり256階調。Lサイズのプリント速度は、カードダイレクトが約67秒、DIGICII搭載カメラ接続時は約50秒、ピクトブリッジ接続時は約69秒。 サイズは178.0×131.0×63.0mm、重量約955g（インクカセット/ペーパーカセットをのぞく）。パソコン接続時の対応OSは、Windows 2000/XP、Mac OS X 10.2〜10.4。
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