M&Aコンサルティング(村上ファンド)の代表である村上世彰氏は、ニッポン放送株取得におけるインサイダー取引を認めるとする文書を公表した。これは、ライブドアによるニッポン放送株取得を、事前に知っていたというものだ。 これによると、村上ファンドはニッポン放送が保有する資産に着目。2001年初頭から株式の買い増しを続けていたという。そんな中、2004年11月と2005年1月に、当時ライブドアの社長であった堀江貴文氏などから、ニッポン放送の株式を5%以上取得する意向であることを聞いたとしている。しかし、ライブドアの財務状況から見ると、ニッポン放送株を5%以上取得するのは不可能であり「ライブドアの単なる願望だとしか受け止めておりませんでした」と示している。 村上ファンドによるニッポン放送株の買い付けだが、2005年1月28日頃にライブドアから外国人投資家を紹介してほしいとの連絡があるまで続けられていた。これについて、「ライブドア社からもたらされた情報を基に利益をあげようとする意図はない」としている。具体的には、2005年6月に開催されるニッポン放送の株主総会にて、株主提案を行うことが目的だった。 しかし、ライブドアのニッポン放送株買い付けの“意向”は、買い付けの“決定”であると解釈されるものであり、村上氏は「MACアセットマネジメント社の実質的なオーナーであり、非常勤取締役である私は、同社によるニッポン放送株式の買付けを停止させる義務がありました」とお詫びしている。
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