このうち、特に一般個人ユーザーに関係があるのは、MS06-020の「AdobeのMacromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される(913433)」だ。Flash Playerはアドビシステムズ(旧マクロメディア)が開発したものだが、Windows XP SP1/SP2など、Windowsのいくつかのバージョンとともに再配布されているため、マイクロソフトからもセキュリティ警告と修正プログラムが提供されている。
もう1つの「緊急」指定はMS06-019「Microsoft Exchangeの脆弱性により、リモートでコードが実行される(916803)」で、Microsoft Exchange Server 2003 SP2/SP1、Exchange 2000 Server SP3が対象となる。