インテルは9日、2006年第3四半期に投入予定となっている高性能かつ電力効率に優れたデスクトップおよびノートブックPC向けCPUのブランド名を、「インテル Core 2 Duo(コア ツー デュオ)プロセッサー」にすると発表した。 また、同社において最高性能となるCPUの名称については、「インテル Core 2 Extreme(コア ツー エクストリーム)プロセッサー」となった。 今回の新ブランドについて同社は、「新ブランドの『2』は、Coreプロセッサーシリーズにおける新世代テクノロジーの到来を表しています。現在のCoreプロセッサーの名称と一致させるほか、1製品当たりのコア数を独創的かつ効果的に表現するため、『Duo』といった名称を引き続き使用していきます」と発表している。 開発コードネーム「Conroe」および「Merom」と呼ばれていたCore 2 Duoプロセッサーは、新設計のCoreマイクロアーキテクチャーを採用し、2つのプロセッサー・コアを1つのパッケージに搭載したデュアルコア・プロセッサー製品。 本プロセッサーは、同社の65nmプロセス・テクノロジーで設計・製造されており、プロセッサーの回路とトランジスターが微細化されているのが特徴。また、メモリー要求の高いアプリケーションにおいて、高い処理速度を可能とする「アドバンスド・スマートキャッシュ」と呼ばれる、容量の大きな内蔵キャッシュが搭載されているのに加え、より強固なセキュリティーと、仮想化機能および管理機能もサポートしている。